今、この時を、ただ生きている

どん底のメンタル状態から、立ち直っていく過程で、佐藤康行氏と出会い「本当の自分=真我」に目覚め、アウトプットを継続して行ったことで、復活した体験を綴る

頭を、パンと、はたかれた

私たちの、「本当の自分=真我」は、
満月の如く「まんまる」で、素晴らしい

2016、8月の終わりごろ、
母親の咳は、以前より軽くなってきてはいるが、まだ出ている。
咳の症状や、母親の体調を管理する事で、精一杯だった。

雅崇は、母親に接する時、
どうしても、現象面に引っ張られて、
怒鳴ったり、一方的に言い放ったりというような、
言動をしている事に気付いた。

自分のとった言動のあと、
雅崇は思った、
「おかしい、俺は真我をやっているんだよな」
何日か続いた。

ある日の夕食の時である。
やっぱり、認識した現象面に反応していた。
その時、なぜかしら、心の中で唱えたのである。
「お母さん、いい人だなぁ~」
「お母さん、素晴らしい人だなぁ~」
「お母さん、大好きだなぁ~」と、

その瞬間、雅崇の心の中で、
ス~と抜けていく感じがして、あーと思ったのである。

自分は、認識した現象面に、振り回されていたんだ、
自分で勝手に、振りまわっていたんだ、
という事に気付いたのである。

雅崇は、この出来事で、
「ちょっと、プロカウンセラーの実習をやったぐらいで、
    調子に乗るんじゃない」と、
母親に、頭をパンと、はたかれた感覚になったのである。

そして、つぶやいた。
「あ~、まだまだなんだなぁ~と」


その直後、ふと
「みんな、いい人だなぁ~」
「みんな、素晴らしいなぁ~」
「みんな味方、みんな大好き」と、
心の中で唱えたら、
以前に、ちょっと、引っかかっていた人の、名前と顔が浮かび、
あの人も、この人も、みんな大好き、となって、
心が歓んでいたのである。

9月になってから、
「みんないい人、みんな素晴らしい、みんな味方、みんな大好き」
と唱えながら、すれ違う人を見ると、
その人の美点が自然と出てくるようになっていたのである。

その時は、心がウキウキ、ワクワク、
素晴らしい状態になっていたのである。

「愛鏡」は、みんな大好きの世界だぁ~、、と感じた。


 続く


貴重なお時間を割いて
お立ち寄りくださった皆様に
感謝します。

ありがとうございます。