私たちの、「本当の自分=真我」は、
満月の如く「まんまる」で、素晴らしい
2015,5月、雅崇は、母親の入院中、
「母親の心の状態を、常にいい状態にさせてあげたい」
と思っていた。
そして、姉に心の仕組みの話をして、
まずは、オウム返しからやろうと言っていた。
母親が言った事を、オウム返しして、
その後に、「ありがとう、すごいね、元気だね」
を付けて、会話をすうようにしていた。
上手く出来ようが、出来まいが、ただ続けた。
入院当初の頃は、全く、しゃべりもしなかったのが、
しばらくすると、姉との会話で、
母親が、「自信を持って、リハビリしている」と
言いていると聞き、
やっぱり、「こころ」なんだなぁ~ って、
母親のこれまでの、回復状況を含め、
母親を見守ってくれている、ご先祖様に感謝を伝えるため、
家のお墓と、母親の実家のお墓参りに行ったのであった。
涙が流れた。
雅崇は、オウム返しでの、会話を続けた、ただ続けた。
勿論、朝の散歩での、言葉のアウトプットも続けた。
5月中旬以降に、退院の話が出始め、
病院からの、外出宿泊で、
自宅での介護状態での生活の練習を始めた。
雅崇は、介護を行うのは初めてであった。
ふと、思いだした、
継承・経営プログラムのDVDを観ていたときの、
「お母さんを、ちゃんと、みてあげてね」という声の事だった。
あ~、この事だったのか、と思ったのである。
雅崇は、この数か月後に、重大な決断をする事となる。
続く
貴重なお時間を割いて
お立ち寄りくださった皆様に
感謝します。
ありがとうございます。